横浜市青葉区の あざみ野内科・消化器 内視鏡クリニック 【 内視鏡専門医 】

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下痢で悩んでいませんか?

下痢は、腸の機能低下により、水分量の多い便や形のない便が排出される症状です。症状が長引くと、脱水や肛門周囲の皮膚のただれなどを招くため、十分に精査した上で治療を行う必要があります。長期間下痢が続いている場合は、ぜひ一度当クリニックまでご相談ください。また、下痢とともに腹痛・吐き気・発汗・血便などの症状がある方は、早急に内視鏡専門医にご相談ください。

下痢の原因

発熱を伴わない下痢は、過度な飲食、アルコール摂取、強い香辛料の使用、体の冷えなどが主な原因です。また、疲労や睡眠不足により消化機能が低下すると、下痢が生じやすくなります。

【食べ過ぎ・飲み過ぎ・刺激物の摂取】
過剰な胃酸分泌により粘膜が損傷し、腸の動きが活発になりすぎることで下痢を引き起こします。 特に、唐辛子などの強い香辛料を多く摂ることで下痢が生じることがあります。

【体の冷え】
胃腸が冷えると血流が悪くなり、消化機能が落ちて下痢に繋がります。
全身の冷えによる下痢もありますが、冷たい食べ物や飲み物の過剰摂取による冷えも下痢の原因となります。

【ストレス過多】
自律神経が腸の機能を制御しているため、ストレスは腸に直接影響を及ぼします。
ストレスがあると自律神経のバランスが崩れ、腸が痙攣しやすくなり、下痢を引き起こすことがあります。
また、便秘や便秘と下痢を繰り返す症状が現れることもあります。どうぞお気軽にご相談ください。

下痢の種類

①浸透圧性下痢
水分を引き付ける浸透圧が高い食べものを食べることで、腸内できちんと水分が吸収されずに下痢が起こります。特に、人工甘味料や糖分の消化不良、牛乳の摂り過ぎなどが原因で下痢が起こります。

②分泌性下痢
腸管内に分泌液が溜まることで起こる下痢のタイプです。原因は、腸に入った細菌による毒素やホルモンの影響など様々です。感染性胃腸炎や生理中の下痢などは、このタイプにあたります。

③蠕動運動性下痢
便が腸を通過するときの時間が短いことが原因で、下痢になります。過敏性腸症候群やバセドウ病などの甲状腺疾患は、蠕動運動性下痢が起こりやすいので注意が必要です。

④滲出性下痢
腸内に炎症が広がると、血液成分や細胞内の液体が滲みでたり、腸からの水分吸収が低下することで下痢が起こります。 潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患は、このような原因によって下痢の症状が現れます。

下痢の治療方法

下痢が続く場合は、症状や病気に合わせて腸の動きを抑えたり、腸への刺激を軽減したり、腸内環境を整えたりといった作用のある薬物療法を行います。ただし、感染により下痢が起きている場合は、原因となる菌やウイルスを体外に排出するために、下痢止めを使用しない場合があります。

下痢の検査方法

下痢の原因を精査し、早期発見・治療するためには胃カメラ検査や大腸カメラ検査が必要不可欠です。当院では、内視鏡検査の専門医による検査を実施しております。検査による負担を少なくするために、眠くなる薬を注射する静脈内鎮静法を導入しています。下痢にお困りの場合はお気軽にお問い合わせください。

【胃カメラ検査】
先端にカメラが付いた極細の内視鏡スコープを口や鼻から挿入し、食道・胃・十二指腸の粘膜を詳細に観察できる検査です。病変の位置や範囲、状態をしっかり把握でき、微細な病変の発見も可能です。
検査中に組織を採取できます。病理検査によって多くの疾患の確定診断が可能であり、有効な治療につながります。特に黒い便を伴う腹痛に関しては食道がんや胃がんを含む食道・胃・十二指腸からの出血が疑われるため、我慢しないで胃カメラを受けましょう。
当クリニックでは、嘔吐反射を引き起こしにくい鼻からの経鼻内視鏡検査と鎮静薬を使用した眠ったまま受けられる胃カメラ検査(経口内視鏡検査)を実施しています。

【大腸カメラ検査】
先端にカメラが付いた細い内視鏡スコープを肛門から挿入して大腸全域の粘膜を詳細に観察できる検査です。微細な病変を発見でき、病変の位置や範囲、状態をしっかり把握できるので有効な治療につながります。 また、検査中に組織を採取できるため、病理検査によって多くの疾患の確定診断が可能です。特に血便、便通異常を伴う腹痛は大腸がんの可能性があるので必ず大腸カメラを受けましょう。

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