横浜市青葉区の あざみ野内科・消化器 内視鏡クリニック 【 内視鏡専門医 】

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痔ろうとは

痔ろうは、肛門の奥側から肛門周囲の皮膚にトンネルができる疾患です。
門管内から発生し、肛門や直腸周囲に膿がたまる肛門周囲膿瘍という病態が、自壊して排膿または切開して排膿された後に繊維化して瘻管が形成されたものが痔ろうです。
肛門周囲膿瘍の切開排膿後の痔瘻への移行率は30%程度と言われています。

痔ろうの原因

主な原因は肛門腺の感染です。通常、肛門腺は肛門の内側に位置し、腺からの分泌物が肛門を潤す役割を果たしています。しかし、これらの腺が便などの原因で詰まることや、感染が発生し、膿が溜まることがあります。通常、便が入っても健康な状態であれば感染を起こしませんが、免疫力が落ちていると細菌が繁殖し、感染が起きて肛門周囲膿瘍を発症します。
肛門周囲膿瘍が進行して膿が管状のトンネルを作り、皮膚に出口を作ってしまうと痔ろうとなります。

痔ろうの症状

肛門周囲膿瘍では化膿を起こしているため、腫れや痛み、熱感、発熱などの症状を起こします。座れないほどの痛みや脈打つような痛み、38℃以上の高熱を生じることもあります。この段階で治療を受け、切開によって膿を排出させて抗生剤などによる治療を受ければ、症状はなくなります。
痔ろうになると排膿されるため痛みなどの症状がなくなり、下着の汚れや肛門周囲のかぶれなどを起こすことがあります。また、痔ろうを発症してからも繰り返し肛門周囲膿瘍を起こすことがあり、その際には痛みや熱感、腫れなどの症状を起こし、ろう管が複雑に広がってしまいます。悪化すると肛門機能に悪影響を及ぼし、便が漏れるなどを起こすこともあります。また、まれですか、痔ろうからがんが発生することもあります。

痔ろうの治療方法

痔ろうは手術でしか治すことができません。トンネル状のろう管が肛門周囲の組織にでき、複雑に枝分かれしてしまうと肛門括約筋が損なわれることがあります。肛門括約筋のしっかり締め付ける機能が障害される前の治療が重要です。
手術では、ろう管の広がりをしっかり把握して、肛門括約筋にできるだけダメージを与えないように配慮します。再発させないためには、ろう管をきれいに取り除く必要がありますので、位置や広がりを慎重に見極めて適切な治療法を選択します。当院では単純痔ろうの日帰り手術を行っており、複雑痔ろうの場合には連携している高度医療機関をご紹介してスムーズな治療を受けていただけるようにしています。

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